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意外なタバコと歯の関係!! 喫煙者は年々歯が少なくなる

意外なタバコと歯の関係!! 喫煙者は年々歯が少なくなる!?

歯そのものに比べ、歯茎や舌など口の中の健康に気を使う人はそれほど多くないようです。歯茎が衰えて歯周病になってしまうと、歯の健康は保てないというほど歯茎のケアは大切。個人差はありますが、30代以上になると「歯周病ゼロ」の人はごく少数で、80%がなんらかの問題を抱えています。しかし、日頃のケアで予防できるのも歯周病。そのケアで歯茎の健康状態にかなりの差が生じるというから、毎日の手入れがいかに重要かがわかります。歯周病の原因とケアについて説明しましょう。

まず、歯周病とは、歯垢や歯石などの歯周細菌による慢性感染症のこと。予防するには歯垢・歯石を残さないことが最も効果的なので、毎日のブラッシングがポイントになります。いま一度、歯科医院で教えてもらうといいでしょう。 ただ、セルフケアでは取りきれない汚れがどうしても残るため、半年に一度歯科医院でチェックしてもらったり、除去してもらうことも必要です。とくに女性は、月経や妊娠などホルモンバランスが崩れやすい時期に、軽度の歯肉炎を起こしやすいので、そうならないためにふだんから定期的なチェックが必要なのです。

歯周病予防には、ブラッシングに加えて歯茎のマッサージも効果的。親指と人さし指を使って歯茎の表裏両側から軽くもんだり、ブラッシングの際、歯と歯茎の境目を軽くこすり、血行をよくします。歯周病が進むと、歯茎のはれや痛み(歯肉炎)、出血のほか、歯のぐらつき、膿が出て炎症を繰り返すという症状が出てきます。こうなると重度の可能性が高いので、歯科医院で検査を受けましょう。

歯周病の症状の一つである口臭は、自分ではなかなか気づかないのに、他人が気づきやすいやっかいなもの。自覚がなくても、気になる場合は歯科医院でチェックを。検査から、口臭の有無だけでなく、あった場合は原因もわかります。歯周病のほか、親知らずの炎症、糖尿病や胃炎などの内臓疾患、ストレスなども考えられます。仕事でストレスの多い現代人は自浄作用がある唾液が減っているため、口臭が出やすい体になっています。また、空腹時や起床時は、誰でも口臭が出ます。ほとんどの場合は病的な原因ではないので安心を。

次に、口内で気になる症状といえば口内炎。原因の一つは口臭と同じく、唾液の減少によるドライマウス。口の中が乾いた状態で話したり、食事をして粘膜が擦れるために起こります。お茶を飲んだり、ガムをかんで自力で唾液を出したりと予防はできますが、人工唾液スプレーというものも歯科医院に行けばもらうことができます。ほかに、①口内を清潔に保つ、②栄養をバランスよく取る、③根莱類や穀類など歯ごたえのあるものを、ふだんからよくかんで食べること、などがあげられます。

最後に、最近話題のホワイトニングについて。「以前に比べて手頃な価格でできるようになったためか、30-40代の女性に人気です。歯が白いと若く見えます」医院で急速に白くするオフイスブリーチングと、約2週問マウスピースを使うホームブリーチングがあります。歯の黄ばみや黒ずみなど、着色の原因はたばこやお茶、コーヒー、ワインなど。ブリーチした歯は着色しやすくなるので、施術後は食べ物に気をつけたり、再度ホワイトニングが必要になる場合もあること、また、着色のもとは表面だけでなく、歯の中にも染み込んでいくことを覚えておきましょう。

口の中のトラブルは、虫歯だけではありません。歯周病や口臭、口内炎など、意外に多いもの。意識的な予防をするとしないのとでは、かなりの差が出ます。まずはトラブルの原因を知り、セルフケアをしっかりと。歯周病を防ぐポイントは正しいブラツシングと歯科医院での定期的なチェツクを!

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