歯医者さんの診察で骨粗鬆症のリスクがわかるって本当ですか?
これから超高齢化社会を迎えると言われている日本。 その中で骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の増加が懸念されています。一説によると骨粗鬆症の患者数は約1100万人とも言われていますが、このうち実際に治療を受けているのは、わずか20%ほど。その一方で骨粗鬆症による大腿骨付け根の骨折により、寝たきりになるお年寄りの数は年々増えています。
骨粗鬆症を予防するためには、まず骨密度を測定することが第一歩になりますが、これは歯科のデジタルのパノラマレントゲンで、下顎の骨の状態を見ることでも判断できます。ちなみに下顎の骨密度が低い方は、動脈硬化なども同時に引き起こしているケースが多く、心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクが高いこともわかっています。
歯科の治療の際には、ぜひパノラマレントゲンのある病院で下顎の骨の状態もチェックしてもらいましょう。
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