歯周病予防は、歯周病菌を寄せ付けなければ大丈夫?
「歯の健康を保つためには、口の中の歯周病菌をなくすことが重要」従来、このように言われ続けてきました。しかし最近の研究では口の中にいる個々の細菌ではなく、歯の表面に付着しているバイオフイルムをなくさなければ根本的な解決にならないことがわかっています。
バイオフイルム(生物膜)とは、細菌の出すスライムによってできた、ぬめりを持った膜のこと。この膜に守られた細菌は、うがい薬などで死ぬことはなく、劇薬や80度以上の熱湯による洗浄でなければ
除去することが出来ません。そこで行われるのが機械的除去(PMTC)です。
PMTCを行ってもバイオフイルムは
再生しますが、一度しっかり除去しておけば、付着を少なくすることができ、除去しやすいといったメリットが生まれます。
もちろん日常の歯磨きやフロスなど、メンテナンスも重要なのでお忘れなく。
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