天然歯と同じ美しさを。 審美歯科で「オールセラミック」製クラウンを選ぶ人が急速に増えています。その理由は何なのでしょうか。
現在差し歯(クラウン)を作る際の選択肢は大きく分けてふたつあります。ひとつが「金属焼き付け陶材冠(通称メタルボンド。従来からある金属のフレームにセラミック(陶材)の偽歯を焼き付けるタイプ)」、そしてもうひとつが最新の「ジルコニア」(ジルコニウムを使ったオールセラミック製クラウン)。このうちオールセラミック製クラウンは、金属アレルギーが出ない(優れた生体親和性)、天然歯とまったく同じな透明感がジルコニアの最大の特徴。欠点らしい欠点が見つからない、まさに理想的なクラウンなのですが、唯一の問題点は「金属焼き付け陶材冠に比べて価格が高い」ということでした。ところがその常識が、ここへきて大きく変わり始めているのです。
原因のひとつは、ここのところの金属価格高騰。これによって金属焼き付け陶材冠の価格も急激に上昇してきています。そしてもうひとつは、オールセラミック製クラウン市場の競争激化。日本国内では現在8社がしのぎを削っており、その結果として歯医者さんにおける価格も急速に下がり始めているのです。その結果メタルボンドとセラミック製クラウンの価格は、この1年ほどの間にかなり近くなり、主流は急速にオールセラミックに移行しつつあります。
これは審美歯科ではとくに顕著な現象で、当院でも現在オールセラミックの症例が月に80本を越えるといった状況です。これは数年前なら考えられなかったことですが、価格に大きな差がなくなってきた現在、数々のメリットをもつオールセラミックが主流となるのは、ある意味当然のことと言えるでしょう。こうした状況を踏まえ、このたび当院でもオールセラミック製クラウンの価格をさらにお求めやすく改定しました。
天然歯とまったく変わらない美しさをご自分で実感していただけたらと思います。是非お気軽にお問い合せ下さい。
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審美歯科(ホワイトニング)
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