近年、CO(シーオー)が注目されています。
シーオーは、 カリエス・オブザベーション(観察が必要な虫歯という意味) の略称で、歯の表面が白濁(透明感がなく白くにごった状態) している状態で、まだ症状がなく、穴もあいていない状態です 。
この白濁は、フッ素の適用により、再石灰化して元の健康な 状態に戻すことが出来ます。
特にお子さんの歯は虫歯になりやすいので、こまめな定期検診によりむし歯の早期発見、予防を心がけましょう。むし歯のなりやすさは、人によって差があります。定期検診の期間等につきましては担当医にご相談ください。
歯の治療は”痛い・不快だ”とお思いの方は、無痛治療・日帰り全身麻酔による治療も行っております。
お気軽にご相談ください。
虫歯の進行度 虫歯は、その進行度により1度から4度に分類されます。
1度歯の表面のエナメル質にむし歯の浅い穴が出来た状態です。この段階では症状は出ません。
2度さらに進行するとむし歯が歯の象牙質にまで達し、甘いものや冷たいものがしみたりします。
3度むし歯が神経(正しくは歯髄)にまで到達した状態です。多くの場合、
ズキズキした激しい痛みを伴います。痛みがガマンできなくて歯医者通いを決意されるのもこの頃です 。
4度むし歯によって歯が溶かされ、歯の根っこしか残ってい ない状態です。 多くの場合、
残念ですが抜歯をしなければなりません。