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2022年3月25日 人間の視覚における2点間識別距離は?

人間の視覚で見極められる距離は0.1㎜が限界と言われています。
千円札の桜の花のオシベに隠されているカタカナ文字「ニ」「ホ」「ン」を肉眼で探せないのもこれが理由です。
しかしかなり目の良い人だと「ニ」を見つけることはできます。これは「ニ」の上と下の棒の距離が0.1㎜だからです。

我々歯科医師が前歯の隅角を含む隣接窩洞のCR充填をする時、左右どちらかに0.1㎜ズレたとします。
すると右の1番の幅径が8.4㎜、左の1番の幅径が8.6㎜というような事になります。
つまり左右で0.2㎜の差が生じます。0.2㎜はほとんどの人が認識できる距離です。
こうなると患者さんは「なんか違う。」という違和感を覚えます。それに気づかない歯科医師は二流の歯科医師です。
この感覚を研ぎ澄ますためにも、CR充填はルーペやマイクロを使って慎重に行う必要があります。
写真は前歯のCR充填の症例検討会の風景です。小さな症例ですが、患者さんの満足度を得る大きな一歩でもあります。

1千円札の隠し文字
(5倍で撮影するとわかりますね)

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