久しぶりに長崎に参りました。西九州新幹線が通り駅周りは大きく近代的に変わっていました。
私の好きな出島も再建修復工事が続いており魅力的な施設となっていました。多くのインバウンド、観光客があちこちに来て活気があります。
今回は長崎大学の学生の方が声掛けしてくれて単独型臨床研修施設説明会＠長崎が実現しました。
とても熱心に話を聴いてくれ踏み込んだ質問をしてくれました。
なぜ私は歯科医師の2代目であるにも関わらず実家を継がなかったのか？という質問でした。
私は保険外診療を生業とする父親とは違う道を選んだのでした。より多くの社会的弱者、障がい者、高齢者によりレベルの高い歯科医療を提供してみたいと思ったからでした。
その為には口腔外科と歯科麻酔の知識と技術は必須だったのです。そしてその口腔外科と歯科麻酔はワタナベ歯科医院が提供する歯科医療を大きく変える事になりました。
現在医院はインプラントや再生医療をさかんに行っていますがそれらは口腔外科と歯科麻酔のバックボーンがあってこそ成り立つものです。
違う道を選んだ私を父は亡くなるまでハラハラしながら見てくれていたことでしょう。しかし一度も私のすることに反対したり非難することなく訊ねた時にアドバイスをくれただけでした。
そのことに私は今でも感謝しています。