平成28年9月29日~10月1日 2016欧州インプラント学会EAO@パリ報告
2016年度のEAOはパリで9月29日~10月1日の3日間開催され、院長を含めて6名が参加しました。
始めて行く我々4名は事前に英語論文の抄読会を行い、学会に必要な知識を蓄えました。
現地ではインプラント治療に関する最新の情報もさることながら、近年話題のインプラント周囲炎について数多くテーマに挙げられており、周囲炎に対しては'Augmentative Therapy'が最も予知性の高い治療である(BOPの減少率50%、PPDは2.2mmの減少)とういうように具体的な数値を用いた説得力のある講演内容でした。
学会の前日には院長の友人でパリで開業されているレミー谷村先生のオフィスも見学させて頂きました。日本の歯科医院とは全く違う、美しく優雅なオフィス内の雰囲気に圧倒されるばかりでした。
谷村先生は患者さんの治療をする前にきちんと現状と治療プランとその治療期間、治療費、治療ゴールを説明することが大切だと教えてくださいました。
その上、オフィスでランチと飲み物を用意して歓待してくださった谷村先生、クロード奥様、スタッフの衛生士さんに感謝申し上げます。
最後に、学会に参加するにあたり援助してくださった院長、学会会場で質問に答えてくださった谷村先生をはじめ、アストラインプラントの業者の方、ストローマンの業者の方を含め多くの方にお世話になり、心より感謝いたします。
本当に他では体験できない有意義な経験をさせて頂きました。ありがとうございます。
感謝の気持ちを形に残せるよう、日々の診療に邁進いたします。
平林、上村、三宅、西垣