2024年11月29日新しいニッケルチタンファイル用エンドモーター説明会
かつてファイルはステンレスオンリーでしたが、1990年過ぎから新しく折れにくく強靭な材料としてニッケルチタン合金を使ったファイルが発売されました。当初は高額でなかなか保険診療では使われませんでした。
そして2000年代に入るとトルクコントロール機能がついたエンドモーターが発売されます。ある一定以上の力がかからないようにして破折を防ぐ機能です。そして2010年代に入るとエンドモーターはレシプロ回転といって270度回ってすぐに逆に270度戻る(しかも一定トルク以下で)動きに進化します。
これらの改善により誰でも安全に根管治療ができるようになりました。これは料理にたとえると誰でもきれいにリンゴがむける、だれでもきれいにキャベツの千切りができるような器械ができたのと同じです。そしてこの7,8年で急速にこれを導入する歯科医院が増えました。
と言ってもまだ50%にまではいってないそうです。
このデンツプライ社の新製品はすべての会社のニッケルチタンファイルの推奨回転、角度、トルクを設定可能になっているそうです。