2024年4月27日 「医療従事者の為のコミュニケーション技術」講演会
本日は東京工芸大学芸術学部教授でありパフォーマンス学会の第一人者である大島武先生に来ていただき講演していただきました。
まずはネット社会のコミュニケーションの難しさについて。ネットで調べればなんでもある程度の知識が得られる時代です。
その患者さんにとってそれが当てはまるかそうでないかということは我々現場のプロにしかわからない事もあります。それを患者さんに理解してもらうためには視覚に訴える診断画像、写真は有効です。そして患者さんから観る我々は「相手の目を見て話す」「温和なスマイル」である程度はっきりとプロとしての意見を言い切ることは大切です。
治療方針の説明をするのであれば、時系列で説明する、比較しながら説明する(プランAとプランBそれぞれのメリットデメリット)とわかりやすい。「わかる」というのは自分の知識、経験と関連付けることが出来るところから始まるという話は、相手に理解されやすい言葉、例えをつかいましょう先輩から言われるアドバイスが腑に落ちるところでした。
大島先生ありがとうございました。