2024年2月11日 良い道具はオペの腕を一段上げてくれる
気が付けば今年も2月の半ばに入ろうとしています。近所の梅の花も散ってきました。
さて表題の言葉は私が外科の師匠に教わった言葉です。だから道具を選び、道具を大事に手入れしなさいという事です。
写真はマイセル(ドイツ語で骨ノミ)の新しいモノ(上段)と20年以上使っているもの(下段)です。
私はマイセルは使うたびに毎回自分で研ぎます。昔は砥石で手で行っていましたが、今はグラインダーを使うのでものの1分ほどで研げます。
研いでいくうちにもともと同じ長さだったものがこんなに短くなるのです。
斬れるマイセルは少ない衝撃で思い通りのラインで骨を削ることができます。