2021年9月12日 研修医どうしで人から遅れるのは嫌なようです。
朝練の課題で一番進んでいる者は形成に入っています。
遅れている研修医たちはスカルのスケッチをしています。
今の若者は焦りを前面に出したりしません。
あくまでマイペースで楽しくないと頑張ってはくれません。
昔とは違います。ですから私もあえてガミガミ言いません。
本来朝練の時だけ評価指導をしていればよいのですが、彼らは遅れを取り戻すために朝でも夜でもいつでもノートを持ってきて「ちょっと観てください。」と言います。
巨人の星の「星飛雄馬」のように日が暮れるまでグラウンドでうさぎ跳びの特訓をして夕日に向かって涙を流しながら「俺は今、猛烈に感動している!」というようなセリフを吐く暑苦しい研修医がいたらなぁとたまに思います。
しかし、今はこれが彼らの彼らなりの頑張りなのだと受け止めています。
ですから夜の8時半とかにノートを持ってこられた時も真剣にスケッチの狂いがないかチェックしているのです。